また宅配水と言う以上、水の宅配環境は会社や商品選びにおいては欠かすことの無い重要な項目です。基本的には自宅に水が届くまでにかかる時間や送料は会社によってそれほど大きくは違いません。では配達サービスで商品を絞る場合にはどのような項目に注目すればよいでしょうか。
宅配水と配達領域
宅配水は採水地から取れた天然水を新鮮なまま自宅に届けて貰う事ができるサービスですが、会社の規模や採水地によっては宅配サービスを受けられない地域がある場合があります。一般的には採水地が富士や京都といった本州や、日田などの九州に集中している事もあってか宅配水業者が水を届けられる地域は本州、四国、そして九州とされているようです。ただ会社によっては北海道や沖縄、離島の配達にも対応した所もあるのでまずは自宅に水を届けてもらえるかどうかで業者を絞るとよいでしょう。ただし、北海道や沖縄への宅配にも対応しているかわりに送料が別途発生する会社もあるので契約の際は注意しましょう。
定期配達の期間で選ぶ
また宅配水を選ぶにあたり定期配達を受けられる頻度で選ぶという手段もあります。多くの宅配水会社では水の宅配に定期配達制を採用しており、量と頻度を最初の契約時に指定しておけば決まった間隔で決まった量の水を届けてもらえるようになっています。ただ選択できる定期配達の間隔は会社によって異なり、例えば30日や一月に一回とする所もあれば、20日に一回や10日に一回といった設定ができる会社もあります。配達頻度は自分の利用ペースにあわせるのが一番ですが、毎月一定量の消費がある場合は少しでも短い配達頻度を選ぶことで、常に届けられて直ぐの新鮮な水を飲む事が可能です。また配達サービス関連ではその会社が指定日配達に対応しているか、追加注文に対応しているか等もあわせて調べておくと安心です。
リターナブルとワンウェイ
宅配水はまた利用するサーバーのボトルがリターナブルタイプかワンウェイタイプかによって宅配のシステムが若干異なってきます。例えばボトルを綺麗にして繰り返し使うタイプの商品であるリターナブルタイプでは利用し終わった後の空いたボトルを業者が回収に来ます。一方でワンウェイタイプ、つまりボトルが使い切りのタイプでは空いたボトルをそのまま資源ごみとして捨てる事ができるので空いたボトルの回収は不要です。水の宅配や空いたボトルの回収は必ずしも本人が家に居て対応する必要があるわけではありませんが、中には本人不在時には日を改める宅配業者もあります。もし家をあける事が多くボトルの受取や明け渡しになかなか立ち会えないような方の場合は、少しでも宅配業者の方とやり取りの回数が少ないワンウェイのタイプを選ぶとよいかもしれません。
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